2.問題
人間は恩を忘れ、神を裏切りました。例えれば、究極の親不孝といえるでしょう。さらに、神に逆らうことによって、与えられた地位も放棄し、神の完全な善の世界にも大きな「迷惑」をかける結果になりました。それが、悪と死です。
私たちは、すべてを与えてくれた神を天の父として敬わず、聖なる神の善良な心を信じず、豊かな神の愛を完全に無視しました。私たちは神に背を向けたがゆえ、「神の代表」の地位を失いました。もはや神の善と聖を表すことができません。その結果、この世のすべての関係が崩れ、その調和が破壊されています。人間関係は暴力、嘘、利己主義、恐れでいっぱいです。 人間は自然やその他すべての創造物を乱用、悪用してしまいます。私たちは本当に仲間に加えてもらいたい、受け入れられたら、ほめられたい、ほとんどされたいと思っていても、孤立、拒絶、そして孤独をいつも経験する人生を送っています。
神の言う(聖書にある)「罪」は「的を外す」という意味があり、神の期待と基準に外れることです。すなわち、罪は、単に「悪いことをする」というよりも、神を裏切るという観念が根本的にあります。
本当の死はいのちである神から切り離された状態を示します。生物でもその環境から切り離されると死んでしまうことがあるように、神にかたどって創られた人間は、神から切り離されることは、永遠の霊的な死を意味します。
彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、罪から来る報酬は死です。(ローマ1:21、3:23、6:23)
あなたがたの咎が、あなたがたと、あなたがたの神との仕切りとなり、あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いてくださらないようにしたのだ。(イザヤ59:2)
このように神を裏切り、恥をさらした人間の抱える問題の解決策はなんでしょうか。