1.創世記
神はあなたを愛され、あなたを神の世界で最も名誉ある存在として創られました。この世界は、愛と光といのちの「国」。人間は、それを神の代表として守り治める立場に置かれました。
初めに、神は完全な世界を創造され、すべての関係は創造主の本質、すなわち愛を反映して調和したものでした。神は人間を通してすべての被造物を善良的に統治されました。私たちは神にかたどった者として神を代表するように創られ、この大自然を大切に治めるようにと権威と力を託されました。神は無条件に私たちを愛してくださり、私たちは家族のように神に属する存在としてこの世に生まれ出てきたのです。これが私たち人間の名誉(栄光)でした。
まだ何もなかった時、神は天と地を造りました。…このように人間は、天地を造った神の特性を持つ者として、男と女とに創造されました。…神はでき上がった世界を隅から隅まで見渡しました。とてもすばらしい世界が広がっていました。
(創世記1:1、27、31)
私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。あなたのご威光は天でたたえられています。…あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。(詩篇8:1、5)
神が絶対的に善であり、私たちは神をかたどった者として神を代表するような地位に創られたのなら、なぜ私たちはそれを体験していないのでしょうか?