イエスが救世主だったと必ずしも認めていない資料に記されたイエスに関する記述:
- イエスはナザレの出身だった
- イエスはその人生を賢明かつ高潔に生きた
- イエスは過ぎ越し祭の頃、ユダヤ人の王を自称したとして総督ポンティウス・ピラトにより十字架にかけられた
- 弟子たちは処刑から3日後にイエスが死から甦ったと信じていた
- イエスと敵対していた者たちは、イエスが常識では考えられないような数々の業を行ったのを認めており、彼らはそれを魔術と呼んだ
- 当初わずかだったイエスの弟子たちはその数を急速に増やし、ローマにまで広がった
- イエスの弟子たちは多神教を否定し道徳的な生き方をした。また、イエスを神として崇拝した
神学者ノーマン・ガイスラーはこう述べています。
「一般的に知られているこれらの事実は、完全に新約聖書の記述と一致している。」[9]
これらの記述-宗教的非宗教的問わず-の中で語られた人物は、確かに福音書に書かれたイエスの姿と合致します。ブリタニカ百科事典は、これらをイエスが実在したことを証明する十分な根拠として次のように引用しています。
「これらの記述は、はるか昔からキリスト教と敵対していた者たちでさえ、イエスが存在していたことを疑ったことがないという事実を示している。」[10]