起こったこと
でも、それで終わりではありませんでした。イエスによる活動が消えてしまうことはなく(明確ですね)、実際はイエスが死体からよみがえったと主張する者の数が、この世の主な宗教のどれを信じる者の数よりも上回っています。それゆえに、イエスの体が十字架から取り外されて埋葬された後に何が起こったのか、私たちは知ることができたのです。
ニューヨークタイムズ雑誌の記事で、ピーター・スタインフェルズはイエスの死後3日後に起きた驚くべき出来事についてこう挙げています。「イエスが処刑された後すぐに、弟子達は途方にくれて縮こまった集団から、生きているイエスと来るべき王国について伝える人々へと奮い立たされ、命の危険を覚悟して伝導し、最終的にローマ帝国を変えた。何かが起きた。しかし、一体何が起こったというのか?」[12]それが、私たちが事実調査をもって答えなければいけない疑問です。
新約聖書に描かれた、イエスの疑わしい復活に対してありえる可能性は5つしかありません。
- イエスは本当は十字架で死ななかった
- 復活は陰謀によるものだった
- 弟子達が幻をみていた
- 話は伝説的である
- それは本当に起こった
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これらの選択をもとに、どれが一番事実にあてはまるか見てみましょう。